毎日たっぷり猫まみれ4が画像登録限度を超えたためこちらに引っ越しました。
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保護した子猫たちがケージから卒業してフリーになり遊んだりしながら家猫らしく育ってほしい、そこでご縁が繋がるようになればと思い保護猫部屋を増築しました。


その思いとは裏腹に、保護猫部屋には

マニ君にリナちゃん



ティナちゃん



ここみちゃん



かりんが保護猫部屋の中で暮らしています。



お鼻ツンが出来るぐらいで撫でるなんて無理無理。
保護猫部屋は家庭内野良猫部屋になってしまいました。


みんにゃ大人になってから保護した子ばかりです。
警戒心が強く人馴れしておらず、譲渡はまず無理と判断した子たちです。
おそらく1対1で根気よく接すればもう少しはまともに馴れてくれたかもしれません。
でもこれだけの数の保護猫がいれば、ご縁が繋がりやすい子から馴らして出していくというやり方をせざるを得ません。
交通の便のいい街中に住んでいれば猫好きな人に来ていただいて助っ人していただくといったことも出来るのに、残念ながらド田舎です。


家庭内野良のまま十何年経過して看取るのでしょうか。
向こうに逝った飼育崩壊現場から来たはるなちゃんも、みかちゃんも家庭内野良っ子でした。
体が弱り抵抗できなくなればみかちゃんのように病院に行って治療できましたが、そうなったときには手の施しようがない。


向こうの家の子たちは

ふうちゃん、ちゃいろくん、太一は筋金入りの家庭内野良です。
ころ助とちゃこは川崎の団地で飼われていた子なので人馴れしています。
猫同士の連帯があり、人間は単なるお世話係のようです。


一昨年保護したくんちゃん。首にポリひもが巻かれて口内や首に食い込んでいた子です。

ちょっと複雑な心境の子でトラウマからなのか?とも感じていました。
一度トライアルに行きましたが、どうも里親さんの愛情がうす~~~くしか感じられず正式譲渡契約を交わしたもののその場でキャンセルしました。
後ろ髪ひかれるような嫌な感覚は当たるものです。
今こうして手元にいるので正直安心です。脱走する、させられるリスクは譲渡してしまったいくらこまめに連絡したところで防ぐことはできませんから。

くんちゃんは嫌がりながらも抱っこ出来ますし、遊びも要求してきます。
春には保護から2年となり、もう譲渡はあきらめています。


家庭内野良になった子はそれで幸せなのでしょうか?
食べ物にはありつけ外よりは寒くない。夏はエアコンがきいている。
誰も襲って来ないし安心して寝ていられる。
お外暮しに比べたら幸せでしょうね。
でも飼い主さんにとってオンリーワンの存在でない、どうでもいいって思われていると感じているのかもしれません。


昨年のTNRの猫は7匹でした。
一昨年は15匹。
エサやりさんがいてその子に名前が付いている場合は、迷わずリリースできます。
でもどこでどのようにご飯をもらっているのかすらわからい状況で、手術しました、もう増えません、はいさよならってリリースが出来ない自分がいます。

そりゃあケージでの家猫修行や他の猫がいる環境での室内暮しは逆にその子にとって苦痛かもしれません。慣れ親しんだその子の場所があるのなら、リリースしても良いのかもしれません。

体重や栄養状況なども判断の決め手になります。


保護猫活動はやればやるほど沼に陥っていく感じがします。
その子にとっての幸せが何なのかは本にゃんに聞いてみてもわかりません。
自分のやっていることがその子の幸せになるのか?判断は正しいのか?


家庭内野良・・・底抜けの奥の深さに光が見えません。






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